【書籍紹介】Pythonによるスクレイピング&機械学習 開発テクニック 増補改訂版

購入に至ったきっかけ

機械学習でLSTMの勉強をしようと思い、本屋さんで探していたのですが中々LSTMについて記載のある書籍が見つからなかったところ、この書籍を発見しました。
スクレイピングについては、VBAまたはC#にて行っていたのでPythonでの標準的なやり方も覚えられるのは美味しいかと思い、購入に至りました。

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書籍概要

当書籍は、全430ページと結構なボリュームを持っており、0章から7章までの構成となっています。
サンプルプログラムもあり、実践ベースの書籍です。

各章の概要は、以下のとおりです。

0章:スクレイピングの概要
1~2章:スクレイピングの実践
3章:データの整形やDB関係
4~7章:機械学習について

評価

78/100点です。(あくまで私個人の評価です)

良い点としては書籍タイトルにもなっているとおり、スクレイピングについての記述が充実している点が挙げられると思います。
機械学習の部分に関しては、CNNをはじめRNNとLSTMについて記述がありますが、応用が利くレベルまで発展はしていないように思います。
ただ、とっかかりとしては十分な説明がなされており、購入してよかったと思いました。

LSTMに関しては言語解析が主体となっており、チャットボット作成方法を記載しています。
「チャットボットを作りたいけど何から始めていいかわからない~うわー」という方にはクリーンヒットする書籍ではないかと思います。

サンプルソースがGithubにある点も良いですね。最近は多いのかもしれないのですが普段ポケットリファレンスくらいしか購入していなかったので少しびっくりしました。
ソースコードは動作しないものもありますが、修正は容易かと思います。
そもそもPythonはバージョンアップによって以前までの記載方法だと動かないなんてことが多々あるので、仕方ない部分もあると思います。