フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスを利用してみた
はじめに
実は昨年の末頃から少し前まで、フリーランスSE向けのエージェントサービスを利用して企業案件に参画していました。
その時のことを記事にしていこうと思います。金額や案件の詳細等は書けないのでざっくりです。
(現場の愚痴を言いたい気持ちはグッと我慢です)
案件を紹介してもらったエージェントさん
今回はmidworks(ミッドワークス)さんのサービスを使用してみました。
マージンの公開や書籍費の支援、交通費の支給など、フリーランスに嬉しい特典が多々あります。
気になる方は登録してみてはいかがでしょうか。
以下のバナーから登録するとまりもが喜びます。
参画までの流れ
エージェントとの面談
まずはエージェントとの面談を行いました。
面談では自分のスキルやどういった案件に参画したいか(金額等含む)を聞かれました。
希望案件ではとにかく炎上しないところが良いという部分を推してみて、金額は初めてということもあるのでそれほど高くもない金額を提示しました。
その後は業務経歴書の提出等を行い、企業さんとの面談を待つ形です。
企業さんとの面談
2~3日ほどして、都内のとある企業さんの面談が決まりました。
面談は1人ではなく別の客先常駐型の会社員の方と2人で面談を行い、業務経歴書と企業さんが持っている案件の概要をベースに進行する至って普通の面談だったかなと感じています。
途中、技術的な話をした際に少し噛み合わない部分がありましたが、面談者が技術者ではないことも多々あると思うのでスルーしました。
その後、面談が終わってからすぐに企業さんからの回答があり、来てほしいとの連絡を受けました。単価も通常よりも高い金額を出してくれるそうなので、深く考えることもなくこちらもOK。
参画後の現場作業
体制について
案件にもよりそうですが、midworksさんと企業さんの間に1社挟まっているようでした。
そこがベンダーとなり、そこから出向しているような形のSES契約となるわけですね。
報酬金額は間の1社がマージンを抜いた後の金額となりますが、midworksさんから提示される金額は既にマージンが抜かれているので、midworksさん自体も企業さんがどれほどの金額を出しているか把握できないそうです。個人的にはマージンを抜いた後でも結構な金額だったので、企業さん結構出すなぁと思いました。
主な作業内容
詳細は書くことはできないですが、通常作業の案件があり途中で現行障害の対応とかを行うよくある流れですね。
私が参画した時点では調査が得意な人が少なかったようで、原因不明で放置されている障害が結構残っていて、「わからなくてもいいんだけどまりもさんわかる?」みたいなゆるい感じで作業が来て、解決していく内に他の放置された障害調査が割り込んでくる頻度が増えたので「通常業務があるので無理でーす!!」って逃げました。
SES契約なので、依頼は直で受けちゃダメですからね。
残業はほぼなし
現場にもよる部分が大きいですが、参画した企業さんはほぼ定時で帰ることができました。
遅くまで残る方も少し居ましたが、基本的に作業ないなら早めに帰ろう!という文化があるように思いました。
そういった流れが出来ているのは非常に助かります。
参画後の事務作業や気を付けること
勤怠の提出等
参画する現場にもよりそうですが、私は現場とエージェントに各々別フォーマットで提出という流れでした。
エージェントさん指定のフォーマットは月末に日々の勤怠を入力して印刷、押印後に写真を撮ってLINEのBOTに送信という流れでした。
(印刷後に押印したものを撮影して送信という流れは正直思うところありますが、郵送でないだけマシかなと思います。)
請求書の提出
エージェントに対しては勤怠とは別に請求書を送付する必要もあります。
こちらも指定のフォーマットがあるので、作成は容易です。正直5分もかからないのではないでしょうか。
電子印があるとメールでの提出が可能で、ない場合は郵送です。
(切手代もかからないので電子印一択だと思います。郵送を選ぶ人はいるのでしょうか…?)
報酬は時間換算
契約的に仕方ないことなのですが、
1月あたりn時間~m時間までならこの金額という契約なので2月のように営業日が少ないと下限を切ってしまい報酬が減るようです。
ちょうど2月は作業が結構あったので少し残業をして下限を切ることを回避できました。
計算したところ下限を切ると時間当たりの金額が結構損をしそうな感じだったので、下限を切らないように調整できるならした方が良さそうですね。
延長について
基本的に契約期間の半分頃に達した時に延長を行うか相談があります。
SEと企業さん共に延長の意志があった場合のみ延長となります。
私の場合は初月のみ単月契約で、1度延長を行いました。
ただ、「企業さん⇔間の1社」と、「私⇔midworksさん」とで契約している内容に乖離がありそうでした。
私は1度延長したつもりですが、実際には延長されていないような感じだったので元々数か月の契約だったのかもしれません。
よくない現場だった際に抜けやすくするためかもしれませんが、事前に説明がなかったのでそこは先に説明が欲しかったですね。
サポート体制について
個人的にサポート体制は手厚いと思いました。
機械的な対応だけではなく、対面での相談やLINEでのやり取り等が行えるので気軽に相談することができたと思います。
ただ担当の方は業界のことに詳しいわけではないので、業務的な内容での愚痴や相談は厳しいかもしれません。あくまで対企業との体制面や仕事の振り方等の相談になりそうです。
総評
メリット
一番大きいのは交通費が出ることではないでしょうか。やはり大事なのはお金です。
フリーになると交通費も実費なことが多いので非常に助かりました。書籍代の支給も毎月1万円まで金額が返ってきます。
他にも私は利用してませんが保険代も支給があるようです。
他には営業的な動きをしなくて済むところも個人的に楽だと思います。
エージェントを使用している間は、何もしなくても仕事があるという安心感を感じましたね。
デメリット
デメリットと感じるかは人それぞれですが、私はやはり通勤が発生してしまうことに辛さを感じました。現場が近い or テレワークに対応している現場に入れば解決しそうです。
さいごに
正直エージェントにも色々種類があるので、他のエージェントも試してみたい気持ちが強いです。
ただどういった流れで進めていくかわかっている上、特に悪い部分もないので今後もmidworksさんを利用する可能性は高いと思います。
最近のコメント