フリーランスになって1か月が経ちました


実は8月末に勤めていた会社を退職して、現在はフリーランスエンジニアとして活動しています。
1か月と少し経って環境も落ち着いてきたので、退職後から今に至るまでやったこと等を書いてみます。
これまで日常的なことは書いたことがないので、少し砕けた感じの記事になると思います。

事務手続等々

国民健康保険・国民年金への切り替え

まず最初に国民健康保険・国民年金への切り替えを行いました。
この時、役所に行ったので後々必要になるであろうマイナンバー入りの住民票を2枚取得しました。

中小企業退職金共済への退職金請求

私がいた会社では中小企業退職金共済(中退共)へ加入していましたので、こちらにも退職金請求の手続きを取る必要があります。
会社にいる時に積み立てて、退職した際にお金をもらえるシステムですね。
請求手続きから大体4週間ほどで入金となるようですが、私は運がよかったのか3週間ほどで入金となりました。
申請の際には退職金申請の書類と住民票、運転免許証のコピーが必要になります。

退職金申請の書類の中で口座証明をもらう場面が出てきます。(この口座はちゃんと存在する口座ですよっていう証明です)
こちらは最寄りの銀行に行けばすぐ証明の印鑑がもらえますので、前述の国民健康保険等の切り替えの際に一緒に銀行に寄って押印してもらいました。

開業届、青色申告承認申請書の提出

退職後にすぐフリーランスエンジニアとして働く予定だったので、開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出しました。
こちらはどちらも提出しなくてもよいのですが、開業届は屋号の取得が目的で、青色申告は確定申告時の特別控除を受けるためです。
フリーランスになった方は両方まとめて提出する方がほとんどだと思います。
これを提出して、晴れて個人事業主となったわけです。

提出の際には、両方とも控えを用意しておいた方がいいです。後述の法人口座の開設時に使います。
開業届には最初から控えがある形式でダウンロードできましたが、青色申告はなかったです。
記入後にコピーを行ってください。PCで記入した場合は2部印刷すればよいです。

法人口座(事業用の個人口座)の開設

屋号を取得したからには屋号付きの口座が欲しかったので、法人口座(正確には事業用の個人口座です)を開設しました。
屋号付きの口座のメリットは、銀行にもよりますが屋号のみで振り込みが可能な点です。
私はフリーランスエンジニアとして働く際に実名を使用していないので、屋号の方が都合が良いというのが開設にあたる大きな要因です。実名を使用しなくても屋号によってある程度の信用が得られます。

お仕事の動き

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスを通じて、クライアントさまとやり取りを行います。
あまり大きな案件は受けずに小さな案件を並行して受けていく方が小回りも利くので楽だと思います。
単価は比較的安いように思います。ただ仕事を選べる状況になるので安いのは受けなければいいだけです。
高単価のものを取れるように最初は安く受けて実績作りが必要になるかもしれませんね。
高単価の優良な案件は、実績と実力を兼ね備えた人達が挙って競い合うので、最初は中々案件が取れませんがある程度実績があれば普通に取れるようになります。

古くから付き合いのある人達

月あたりの報酬額で行くと、ここが一番多いです。
長い人だと3年ほどやり取りのある方なので、まず話が早い。
単価も優良でこちらの意見も大いに取り入れてもらえます。多少納期がズレても許してもらえるというのも良いところですね。
その分良いシステムを納品することに全力を尽くしてます。長い繋がりは大切にした方がいいと本当に感じました。

エージェントからの企業案件

まだ実際の業務は行っていないのですが、近々企業案件に入ってみます。
小さい案件を数こなすのも良いんですが、やっぱり高単価に惹かれちゃいますよね。
エージェント経由なのでマージンは少なからず取られますが、それでも納得の行く条件の場所があったのでお試し半分で行ってきます。
ただ、強いていうなら満員電車は乗りたくない。

こちらはまた、ある程度の業務を行ってから記事にすると思います。

結局フリーになって良くなったのか

良い点・メリット

満員電車に乗らなくていい、明日仕事だぁ...という気分の落ち込みがない等、精神面でのメリットを本当に感じます。
作業も自分の裁量でできるので少し多めに見積もっておいて、あとはのんびりなんてことも可能です。
お金も会社員時代にもらっていた時のお給料と比べると、2倍くらいにはなりそうです。
(会社員時代の最後は、ほぼ残業0で帰っていたので2倍と言ってもそこまで多くはないです)

悪い点・デメリット

正直言って私は感じません。
強いていうなら1人の時間が多い点と、自分で仕事を取ってこないといけない点でしょうか。

総評

自分でなんでもやってやるぜ!ってタイプの人は本当にフリーになった方が良いと思います。
もったいないです。定時とか時間の無駄だと思いますよ。
逆に自分から進んでっていうのが難しい人は、会社務めの方が良いです。

どちらが楽かというのは性格やスキル、運とか市場にもよるとは思います。
会社員時代に良かったこともあれば、悪かったこともあって。
今良くなったこともあれば悪くなったことも多分あって。
でも現状後悔は全くしてないです。というお話でした。

さいごに

フリーランスになりたいって人や、今の職場を退職したいけど悩んでるって人が居ればご気軽にご相談下さい。私なんかで力になれるかはわかりませんが、話すだけで楽になるかもしれません。

その他,雑談

Posted by marimo